ドローンの基礎知識

ドローンに興味がある人には是非知って頂きたい、ドローンに関する基礎知識をまとめました。ドローンを飛ばすのは決して難しいことではありません。正しい情報のもと安全に楽しく利用しましょう。

 

この記事では一番気になる

#ドローンの法律の事

#ドローンの資格の事

#ドローンを飛ばせる場所

などについて簡単にまとめていきます。

 

 

まず初めにドローンとは?


 

ドローンとは無人飛行機の総称


ドローンとは無人で動く飛行機の総称で、軍事用の無人飛行機やラジコンヘリコプターなど、全てをまとめてドローンと呼びます。

 

ドローンの名前の由来は「オスの蜂」だとか。

プロペラが風を切る音が、蜂の飛ぶ音に似ていたからだそうです。

 

では、皆さんがドローンと聞いてイメージするであろう、下の写真のこれはなんなのかというとドローンの一種の「マルチコプター」と呼ばれるものです。

 

「ドローン」という大きなカテゴリー中の一種が「マルチコプター」というわけです。

とはいえ今の日本では、マルチコプターの急速な普及によって「ドローン」=「マルチコプター」と同義で使われることが多いため、そう考えて頂いても間違いではありません。

 

ドローンのこれから


もともとドローンは、軍事用向けに開発されていたのが始まりです。

 

それがバッテリーの小型化や、操縦の簡易化といった技術の進歩によって用途が大幅に広がり、一般の我々のもとにやってきたわけです。

 

近年では一般の人でも簡単に空撮を楽しめるようになったほか、空からの監視や警備、物流、観測・測量、農業分野など、様々な産業やビジネスにも応用され始めており、今後さらにこの流れは加速していくと考えられています。

 

 

【重要】ドローンを飛ばすのに資格はいらない


 

さて、皆さんの中にはドローンを飛ばすのに「資格は必要なのか?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言いましょう。

ドローンを飛ばすにあたっては資格も免許も必要ありません。誰でも飛ばすことが出来ます。

 

ただしドローンを飛ばすうえで、いくつかのルールは存在します。

このルールさえ守っていれば、だれでもドローンを飛ばして空撮を楽しんだりすることが出来るということです。

 

では、なぜドローンに関する資格が存在するのでしょうか?

 

現在日本ではドローンに関する資格がいくつも存在しています。

「JUIDA 操縦技能証明書」「JUIDA 安全運行管理者証明書」「ドローン検定」「DPA操縦士資格」「DJI JAPANの認定資格」などなど。

 

このように複数の団体が、ドローンの操縦技術や知識を証明するものとして資格を発行しているのが現状です。

 

しかし、これらの資格はすべて民間の団体が発行している「民間資格」にあたり、自動車の運転免許などの「国家資格」とは異なります。

 

「民間資格」であるドローン関係の資格は、客観的に「この人はドローンを飛ばす能力がありますよ」と証明してくれる資格であって、自動車を運転するのに絶対必要な「国家資格」などとは違うわけです。

 

つまり、ドローンに関する免許制度がない現在の日本では資格の有無にかかわらず、誰でもドローンを飛ばすことが出来るということです。

 

とはいえこれらの資格が全く役立たずなのか、というとそんなことはありません。後述する「国交省に飛行許可を取る必要がある場合」など、資格があると便利な時は間違いなく存在します。

 

「仕事でドローンを使うような方向けに資格が存在している」ぐらいの認識で良いかもしれませんね。

 

とっても大事!ドローンには2種類ある


 

ドローンは法律的に2種類に分けられます。これが実はドローンを飛ばすうえでとても大事になってくるので覚えておきましょう!

 

 

機体重量が200g以上だと無人航空機


 

機体重量が200g以上=無人航空機(航空法の規制対象)

機体重量が200g未満=トイドローン(航空法の規制対象外)

 

ドローンは法律上無人航空機として扱われるため、航空法によってさまざまな規制が設けられています。しかし機体重量が200g未満のドローンは「トイドローン」と呼ばれ、無人航空機にはなりません。

 

つまり、200g未満のドローンに関しては航空法による規制がないということです。航空法では、夜間飛行の禁止や、人口密集地での飛行禁止など禁止事項が多いため、航空法の規制対象にあたらないのは大きな違いです。

 

 

トイドローンでも守らなければならない法律がある


ちなみに航空法の規制対象外であっても、その他民法や道路交通法は当然ながら守らなければなりません。また、小型無人機等飛行禁止法という法律で政府や軍の重要施設の上空を飛ぶことはトイドローンであっても禁止されています。

ドローンを選ぶ上で、機体重量が200g以上あるかどうかは「飛ばせる場所」や「飛行条件」が大きく異なるため、よく確認しておくことが大切です。

 

 

ドローンに関する法律「航空法」


 

機体重量が200g以上のドローンは「無人航空機」として扱われるため、航空法を守って飛行させる必要があります。

 

 

飛行の方法


 

航空法で定められた、飛行の方法を確認してみましょう。

航空法では、下記の飛行の方法を守って飛行させることが義務付けられています。これらの方法によらずに飛行させたい場合は国交省による承認が必要なため、所定の手続きが必要になります。

 

1.    日中での飛行

2.    目視の範囲内

3.    人や物との距離の確保

4.    催し場所など人が多く集まる場所での飛行禁止

5.    危険物輸送の禁止

6.    物件投下の禁止

 

上記6つの飛行の方法を守ってドローンを飛行させなければなりません。

 

 

飛行禁止空域


 

航空法では「飛行禁止空域」が定められています。

以下の3パターンに該当する場合は、原則ドローンの飛行は禁止で、飛行させたい場合は国土交通省への手続きを経て許可を受ける必要があります。

1.    空港周辺

2.    150m以上の上空

3.    人家の集中地域

 

ドローンを飛行させる場合、上記3つのエリアを避けて飛行させなければなりません。

 

 

機体重量200g未満のトイドローンは規制対象外


 

先程も紹介しましたが、機体重量200g未満のトイドローンは航空法の規制対象外になるため、人家の集中地域での飛行なども許されています。

とはいえ、扱い方を一歩間違えば重大事故になることもあるのがドローンです。最大限周りの安全に配慮して、事故の無いように飛行を楽しみましょう。

 

 

航空法に違反すると?


 

航空法では「無人航空機の飛行等に関する罪」が定められており、違反すると50万円以下の罰金に処される場合があります。また特に悪質と判断された場合は、書類送検されることもあるので注意が必要です。

 

 

実際どこで飛ばせるの?


 

では実際のところ、どこならドローンを飛ばすことが出来るのでしょうか。具体的に考えてみましょう。

 

人家の密集地域とは?


 

航空法でいう人家の集中地域とは具体的にどこなのでしょうか。これは国土地理院が発行する地理院地図で確認することが出来ます。

地理院地図へのリンク

 

ここで「人口集中地区」として赤く表示されているところが人家の集中地域に当たります。このエリアでは許可なくトイドローン以外のドローンを飛ばすことは出来ません

 

 

航空法以外の法律で飛行が禁止されている場所


 

航空法以外で飛行が禁止されている主な場所は、「政府の重要施設周辺」「原子力関連施設周辺」「軍関係施設周辺」「条例などで個別に飛行が禁止されているエリア」などです。

簡単に言うと、ドローンを飛ばしたら問題になりそうな場所は、案の定ドローンを飛ばせない可能性が高いです。

また、「広い公園なら飛ばせるんじゃないか?」と真っ先に考える方もいるかと思いますが、国立公園や、県立公園、市立公園などの広い公園は、個別にドローン飛行禁止のルールを設けている場合も多いため注意が必要です。事前にホームページなどで確認しておくと間違いがなく安心ですね。

 

飛行場所についてのまとめ


 

基本的な考え方としては、

「地理院地図の人口集中地区を避ける」

「空港の近くを避ける」

「政府・軍・原子力関係施設の近くを避ける」

「上空150m以上の高度を避ける」

 

この4点を守れる場所であれば飛行することが可能です。

具体的にはこのような場所になるでしょうか。

「山やその周辺」

「河川敷」

「海辺」

「都会から離れた私有地(所有者の許可を得ましょう)」

「屋内やドローン飛行場の施設内」

 

まとめ


#ドローンを飛ばすのに資格は必要ない

#200g以上のドローンは航空法を守る

#200g未満のドローンは結構自由

#安全に気を付けて楽しもう

 

さて、今回はドローンについて気になる基礎知識をまとめてみました。

 

ドローンはまだまだ普及し始めたばかりの新しいアイテムです。

ドローンに関するルールや法律も徐々に整備が進んでいるのが現状なので、今後変わっていくかもしれません。

 

しかし、ひとたびドローンを飛ばしてみれば、驚くような光景を体験出来るのもまた事実です。

 

正しい知識を身に着けて、安全に気を配りながら、最新で最高の体験をあなたも味わってみてはいかがでしょうか。